ガレージ工事・車庫|初心者でもわかるガレージ工事費相場と確認申請(2024年最新版)
車やバイクをいじるのが好きな方や、車の防犯対策をしたい方などは一度はガレージ工事を検討したことがあると思います。 しかし、ガレージ工事にかかる工事費の相場がわからない。ガレージ工事に必要な建築確認申請の手続きがよくわからないといった方が多いです。
ガレージ工事のお問い合わせが年間300件以上(※2020年1月-2020年12月実績調べ)ある 埼玉県の外構施工店ヒライエクステリアが今回のようなお悩みを解決します。
今回の記事を読む事で、初心者でも簡単にガレージ工事に必要な基礎知識やガレージ工事費用を抑える為のポイントとガレージ工事に必要な建築確認申請について理解できます。
<本記事の内容>
☑︎ガレージ工事にかかる工事費と台数ごとの相場
まずガレージを設置するときに皆さんが1番気になるのはガーレージ工事の費用ですよね。
基本的にはガレージ工事の費用は、大きく分けて下記の4つの合算金額になります。- ①ガレージの商品代
- ②ガレージの取り付け工事費用
- ③ガレージ基礎工事
- ④建築確認申請費用
①ガレージ本体の商品代
ガレージ工事でかかる費用の1つ目としてガレージの商品代があります。 弊社でガレージ工事を施工したお客様のガレージ本体(材料代)費用の相場は下記になります。上記データは2020年5月〜10月までの5ヶ月間でのヒライエクステリアの受注実績を元にガレージ工事費用の相場の割合を算出しました。
今回のデータは、ガレージ単体(オプションやガレージ施工費用含まない)の定価金額での費用相場となります。ヒライエクステリアでガレージ工事を依頼するお客様は定価81万〜99万円台のガレージを選ぶ比率が高いです。
ガレージ工事にかかる費用の1つ目のガレージの材料代ですが施工店の仕入れ値によって金額は、変動します。基本的に仕入れ値が安いかどうかは各メーカーの商品を施工店がどれだけ購入しているかによって大きく変動する可能性があります。
その為、ガレージの費用を抑えたい場合はどれだけ施工の実績があるかで施工店を選ぶのも1つの方法です。
②ガレージの取り付け工事費用
次に、2つめのガレージの取り付け工事費用ですが、ガレージのサイズ(車の収容台数)によってかかる作業日数が異なる為、作業日数が違えば金額ももちろん異なってきます。 下記はガレージ工事の車の台数(ガレージサイズ)ごとの取り付け施工費用を分類しました。- ①車1台分 5万円〜10万円程度
- ②車2台分 10万〜20万円程度
[注目ポイント]
ガレージ工事が終わってから、オプションのみを注文したいといったお客様もいますがガレージ施工と別にオプションを後から注文すると同時に注文するよりも商品によっては1万円近く損してしまいます。その為、あらかじめ結露軽減材や換気扇、ガラス窓など後々欲しくなりそうなものはあらかじめガレージ工事の際に一緒に注文してしまうことをおすすめします。
③ガレージ基礎工事代
3つめの基礎工事代ですが基本メーターごとに金額が変わります。その為、車1台用のガレージより車2台用のガレージの方が基礎工事代が高くなります。また、注意点として傾斜地での設置において基礎高の低い部分は、物置本体側水切りの都合上最低でも50mm以上立ち上がりが必要です。標準品でも同様ですが、仕様以上に基礎を高くしますと柱の埋め込み寸法が不足し強風時に物置が転倒する等大変危険ですのでご注意ください。
この仕様オプションにつきましては、物置設置後に仕様変更できるものではありません。その為、しっかりとプロの施工店に現調を依頼し高基礎仕様にするべきかどうかの確認を行ってもらうことをお勧めします。
※高基礎仕様だと標準品のガレージより金額が高くなります。
高基礎仕様に関しては下記イナバ物置の資料を参考にしてください。ガレージ工事の確認申請の方法と費用
ガレージ工事の建築確認申請とは
建築確認申請とは、建物を建てる前に建築物が建築基準法に適合しているかを確認し申請を出すことです。 ガレージ・車庫は基本的には、建築物の扱いになります。そのため10㎡以上の建築物は、建築確認の確認申請が必要になります。 詳しくは建築基準法の6条に記載がありますが今回は代表的なモノを抜粋して記載いたします。- ①建ぺい率(敷地に対して建物の建築面積の割合)
- ②容積率(敷地に対して建物の床面積の割合)
- ③採光(居室床面積の1/7以上の窓を設置しなければならない。)
- ④用途地域(防火地域・準防火地域・法22条地域に建築物を建てる場合、制限が掛かります)
- ⑤地区計画(地区計画内の基準に適合しなければならない。)
- ⑥仕様規定(基礎コンクリートの寸法、柱・梁等の太さ、積雪荷重など)
建築確認申請の方法と確認申請の流れ
建築確認は工事着工前に書類で確認し工事完了後に完了審査を行って完了となります。 とても面倒な作業ですが上記の条件をクリアしないとガレージを建てることはできません。ホームセンターや施工店でもこの申請を終わらせてからでないと工事を受けてくれないところが多いです。しかし、埼玉県のヒライエクステリアでは面倒な確認申請もしますのでお気軽にご相談ください。
建築確認申請の流れは、下記の図の流れになります。建築申請を申し込む
↓
自治体ごとに必要な書類で内容を確認
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建築確認済み証の交付
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工事着工
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完了審査の申請
↓
完了審査・検査済証の交付
・10㎡以下の建築物であること ・建築場所が防火地域、準防火地域でないこと
ガレージは固定資産税がかかるのか
基本的にはガレージは固定資産税の対象になってしまいますが下記の3つの条件のどれかを満たさない場合は固定資産税が発生しません。- ①屋根があり、3方以上外周壁や建具で囲われていること(外気分断性)
- ②基礎等で土地に固定されていること(土地定着性)
- ③居住、作業、貯蔵等に利用できる状態にあること(用途性)
ガレージ工事の手順と工事期間
埼玉県の外構専門店ヒライエクステリアが行うガレージ工事の流れと期間は下記になります。- ①基礎工事
- ②本体組立て
- ③シャッター工事
- ④土間コンクリート
全部行うと大体4週間ほどでガレージ工事の施行が完了します。
組立手順を確認したい方向けに動画で三協アルミのガレージ アルシアの施工動画を載せておきます。参考までに弊社ヒライエクステリアのガレージ施工手順をご視聴ください。